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Ayu's の金曜日

百聞は一見にしかず

どんなに悪評でも、送迎をする家族を思うと近くが一番。
近い、しかも設備が整ってる。それだけで幸せなことと思うことにした。

クリニックには朝一番で駆け込んだ。
整形外科なのに専用駐車場からとても遠いのが悲しく、痛い足を引きずった。
立地の事情もあるだろうが、なんとかならないものか。

朝一番でも、そこそこの賑わい。噂通りといった感じ。
ああ、ここから三時間は待つのね、、こっそりつまみ食いするものも準備万端。

待ち合い場のテレビから大坂なおみ選手の活躍が流れてる。付き添いの夫が

「今どきテニスでアキレス腱切ったなんて言ったら、普段全然運動しない主婦が
ミーハーでいきなり始めてやっちゃったなって思われるよね。 (苦笑)」

ちょっと待ってくださいよ。
私がテニスを始めたのはこのブームの前です。USオープンだって始まってなかったんだしっっっ。

他人がそこまで個人的なことに興味ないとは思いつつも、タイミングが悪かったのは確かである。

時間がかかるだろうから夫には一旦帰ってもらったら、なんとすぐに自分の順番が来た。

診断は見当通り。エコーで見てもらうと完全断裂していて即手術を勧められた。
が、時間はかかるけど、と保存療法もギリギリできるということで、即そちらを選択。

そこからは色々なセクションに回る。ギプスをまき、次段階で使う歩行器具の採寸、松葉杖の練習、
初めての車椅子運転に四苦八苦しながら、すべて違う階にて対応してもらった。

どのスタッフににも「保存療法でいくんですねー。手術怖いですもんね。」

めんどくさいので「そうですね」と答えていたが、怖くて手術を選択しなかったわけではない。
県外からも治療しにくるような病院なので、手術は上手くて早いだろう。
せっかくいい病院なんだから手術しちゃえばいいのに、、、みたいな空気は正直感じとれるが
それを選択しなかった一番の理由は費用面。最小限の出費に抑えたいところ。


ところで、どのスタッフも若くて感じのよいこと。嫌な人など一人もいない。
リハビリセンターも大きな体育館のようなワンフロアーで日光が差し込み、明るくて良い。
大勢の年配者が仕切りのない状態で、それぞれのリハビリに励んでいる。

私もしばらくここに通うのだ。

すべてが3時間ほどで終了した。ネットの評判のような感じではなくよかった。

迎えに来た夫が
「なんだかマンガみたいな展開」と言って笑った。

私も笑った。なんとか前向きに暮らしていこう。






  1. 2018/09/28(金) 10:25:20|
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一瞬の出来事

夏から張り切って始めていたテニスである。
テニスシューズを買い、色々調べあげて購入したラケット。
借りていたラケットを返し、半年分の会費を払い込み、
新品のラケットを下ろして初めて打ったその日のことである。

私はアキレス腱を切った。

結論から言うと、年内は歩くこともままならない状態。


怪我というのは本当に突然で瞬間の出来事だ。
サーブレシーブで踏み込んだ直後、気がついたら転倒していた。


私の中でアキレス腱を切るイメージはこうだった。

パーンと乾いた音で切れる音がする。
直後から激痛で動けない。
立てないので両脇抱えられながら退場か救急車。

実際はこう。

ボムッという小爆発のような鈍く低い音。
後ろから足を蹴られたような衝撃。痛みはそれほど感じない。
一瞬立てないのだけど、どうにかこうにか立つことができ、歩行も可能。

ただ、歩いてる感覚がどうもおかしい。
どこかにまったく力がはいらなくて、ふくらはぎあたりが少し痛むだけなのに
びっこ引いて歩くことしかできない。

立てたから、周りからも捻挫だと言われた。

ただ、あの音がね。。。正直不安は拭い切れなかった。

どちらにしても続行できないので、すぐにコートを後にした。

連休ですぐには整形外科には行けなかった。
冷やしながらも捻挫か肉離れと信じたかったが、なにかやっぱりおかしいのにも
もう薄々気がついていた。

時間があったので、症状をネットで調べてみる。捻挫、肉離れ共に当てはまる部分もたしかにある。
が、しっくりはこなかった。最後に怖いけどアキレス腱について、、、

決定的な症状に爪先立ちができないこと。ま、まさに。
音に関しても、痛みに関してもほぼ間違いない。

アキレス腱断裂が確定となった。

さらに調べると、治療法は二択しかない。

手術 OR 保存療法(手術よりギプス期間長め)

う〜〜〜ん。もちろん保存療法希望ではあるけれど、傷の程度、クリニックの方針にもよるところだろう。

え〜と一番近所の整形外科は?テレビにも時々出てくる有名なところだ。
けれど、ネット上のレビューは驚くくらい評判が悪い。激混みで長時間待たされる、スタッフや先生の対応の悪さ、きりがない。
さて、どうしようかな。。。




                       つづく



  1. 2018/09/21(金) 08:24:03|
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生産者

果物なら桃が好き。野菜ならトマトかな。
これを作ってる農家さんは、毎日タダで食べられていいな。
買うと結構するもんね。(厳密には全然タダではないけど)
なんて思うこともあるが。

多分農家さんは、うちで作ってるんだから買わないで得してる。
なんて思わないと思う。

実際うちは夫の実家がお茶屋を営んでいて茶葉は買わなくてよい。
だからって、ありがたいとは思うけど得したと思ったことはない。


そして私はアクセサリーを作っている。
材料費のみでAyu’sのアクセサリーが全部手に入る。
だからって何を思うかと言うと、特に何も思わない。
それより、壊れたものを自分で修理できてよかった、とは思っている。
実際私が身につけているものは主に試作品や売れ残って在庫になった作品で
わざわざ自分の為に作ることはほとんどない。

自分で作ったものは自分で使えたり、食べられたりするという事実があるだけで、
どんな生産者も良いものを作りたい、届けたいということにフォーカスしてると思う。

経験上、自分の為だけに作るものはたかがしれている。
人に届ける、喜んでもらえるように、
と思いながら作ったものしか、自分の力以上を発揮できないと思う。

そして日本のものは、なんでもそんな心が感じられる。
日本人はいつまでも物作りに正直だと信じている。









  1. 2018/09/14(金) 12:09:41|
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体の記憶

右足首の少し上の部分。
ここの毛だけが異常に早く伸びる。しかも濃く毛深い。

これには訳がある。
30歳前後の頃だったか、夫の釣りの付き合いで海釣り公園に。
炎天下の釣り場で、7分丈のパンツを履いていたのにも関わらず
日焼け止めをつけ忘れ、靴とズボンの裾の間をうっかり焼いてしまった。

特に右足がかなり重症のやけど状態となり、二、三日歩けないほどだった。

体とは不思議なもので、それ以降、この部分が剛毛になった。

今後決してこのような事態になってはならない、と体が守ってくれているらしい。

反省して、服装にも気を遣い、あれから一度も足首を焼いていないけれど
一度きりのあの事態がよほど衝撃だったのか、あれから十数年たっても季節問わず、
処理した途端、すぐに生えてくる。
薄着の季節は特にやっかいだ。

でもそれと同時にこの自動防御システムを大変ありがたく思っている。

生命を維持するのに自分の意識とは別に、食べ物の吸収から排泄まで、ほとんどお任せしているわけで
ウイルスなどが入れば戦い、骨や傷の修復にも自動的に働いてくれる。

そして自分のたった一度の過ちも、体が記憶し続けてるなんて、心配性でお節介な母心のよう。

なので今更、もうしないから、通常でいいよ、と話しかけたり、なでたりしたところでダメ。
まるで信用がない子供のようで、これからも一部剛毛防御方式に終わりはなさそうだ。




  1. 2018/09/07(金) 19:05:16|
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