Ayu's の金曜日

パパママ教室 (前編)

まだ子供が産まれる前、初産のママとパパ対象の市主催1日教室のエピソード。


初産ママが対象とあって若い夫婦が多い。どう見ても我々が一番年上だ。

この教室では、新米のパパママが赤ちゃんを迎えるにあたっての心構え、
お風呂の入れ方、オムツの仕方などを教えてくれる。

ほとんどのカップルがほのぼのした雰囲気の中、
あるカップルの男性一人が始終ふてくされている。
全然来たくなかったけど、妻に言われて嫌々来たといったところだろうか。

けれどこの奥さんは参加を強要するタイプには見えず、可愛らしくおとなしい。
この態度といい、チャラい夫との不釣り合い感に、つい余計な想像力が働いてしまう。
もしや、、、?  けじめつけた、、かもねぇ。。。


ベテランっぽい講師が赤ちゃんが生まれたら、こんな感じで、あんな感じでと話した後、
では次はパパに質問します、ということになった。
テキパキとして、にこやかではあるがイクメン推奨の圧をバンバン出してくる。


「赤ちゃんが生まれたら、どんなお手伝いをしますか〜?
じゃあ、そこのパパから、一人づつ答えてね  」

おつかい、オムツ替え、ミルクを作る、お風呂に入れる、
様々な、そして想像通りの答えがならび、微笑ましい空気。

それがチャラ男くんの番になって雰囲気が一変。


「シモの世話は無理っすね。あのうんこのきったない感じとか匂いとか?ほんっと耐えられないんでぇ
それだけは絶対やりたくない。臭いのはホントムリ。気分悪くなるんで。他のことなら、、、まあ、、やりますけど」


講師を含め、その場にいたママ全員が無表情。
そして同じことを考えていたのではないのかな。


(他のことも手伝わないな、絶対。)


私も見たが、他のママたちもきっと奥さんの方をチラリと見ただろう。
奥さんはうつむいていた。

正直、ここで講師が何かいうのかな、、、と思ったが、意外にあっさり
「あ、、、そうですか、、じゃ、次」
とスルーした。

しかし次の質問から講師のにこやかな攻撃がはじまった。


                                       つづく




  1. 2018/07/13(金) 08:43:05|
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衰え

くもり空、いつもより少し遠くのスーパーまで自転車で出かける。

買い物を済ませると、雨女の威力を遺憾なく発揮。
出発と同時に降り出してきた。

家の周りはアップダウンが激しく、電動自転車でなければやってられない。
一番きつい下り坂がもうすぐ終わる頃だった。

雨降り始めの路面は滑りやすく派手にスリップ!
勢いもついてるからすごいことになった。
自転車かごは無残にぺったんこ、食品を道にばらまき、
私は変な体勢で横倒しの自転車に挟まれた。

向かいのガレージで作業していたおじいちゃんが

「だいじょうぶぅ〜〜〜?  立てるぅ〜〜〜〜〜?」と声をかけてくれる。

「あ〜〜イテテテ、、、だいじょうぶ〜〜〜立てまーす」

とは言ったものの、チャイルドシート付き電動自転車って、
変な体勢からは全く動かせないということを身を以て知る。
(お、おじいちゃん、どこいった?、、、やっぱり助けて、、、)心の叫びは届かず
もがきにもがき、やっと自転車から抜け出し、急いでばらまき食品を拾い、
使い物にならないカゴにむりやり押し込んで帰ってきた。

でも、あんなに派手に転んでも、私意外と平気でない?
どこもそんなに痛くないし、、まだまだ若い。いける! ♪

ところが二日後、サドルに強打した胸の打ち身が痛くて仕方がない。
膝の打撲もひどい。、見た目なんともない腰や太ももの筋肉痛もすごい。
右半身全体が動かせないほどのダメージを負った。
昔は転んでもこうはならなかった。

朝ドラのタイトル見ながら思わず、半分、痛い。と呟いてしまう。
ああ、もうおばあちゃんの時代に足を突っ込んでいるんだと、実感。





  1. 2018/07/06(金) 08:46:36|
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選ばれし母ちゃん

小さい子供に、お母さんのお腹の中に来る前はどこにいたの〜?
なんて聞くと話し出す子も結構いるようだ。

うちも今まで何度となく聞いてみたりしていたが、
雲のうえから見てたよ、みたいな定番的な話や、
お母さんをコンピューターで選べるようになってる、だのその時々で違う事もあり、
本当かウソかよくわからなくても、話しとしておもしろく聞いている。

先日また聞いてみたら、
卵のカラのようなところにいてて、少し割って外を見て、
どの母にするか選んでいた、と。

「お母さんは何してた?」と聞くと。
「寝てた」

確かにいつも昼寝ばかりしていたような気もする。

「他のお母さんは何してたの?」と聞くと、
「育児とかしてたよ」

ふむふむ、そういうところに行ったら兄や姉がいてたかもね。

「なんで寝ている母さんのところに来たの?」と聞いたら

「熟成してるかなと思って」

「………?」

寝かせて旨くなる、熟成肉のようだな。

どういう判断基準ですか???


  1. 2018/06/29(金) 13:53:15|
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ネットショッピング

ネットショッピングのおかげで、本当に買い物が楽になった。

店舗より安く手に入る事も多くなったが、実物が見られないということで
一か八かの賭けをしょっちゅうしている状況にはなっている。

それで、思ってたのと違い返品しようと思ったら、結構な額の返送料を払うことになるし、
セール品や手作り品、中古品など、返品できない品も多々あって、
安くは買えていても、トータルで得しているかといえば、そうでもないような気もする。

最近よく使うアパレル関係のサイトでは、在庫表示がされるが
欲しいアイテムが「残り一点」となって、慌ててカートに入れて、
自分が購入した時点で「在庫なし」の表示が出る。

ああ、間に合った。本当によかった。。。と思ったら大間違い。

1分後くらいにまた、なくなったはずの在庫に「残り一点」の表示がでる。
その10分後には在庫3となっていたり。

そうやって焦らせて買わせている仕組みがあるのか、
大量に売るので在庫管理が難しいのかは定かではない。

結局まだ在庫に余裕があるのならばと、ひとまずキャンセルを試みるも、
瞬間で発送準備中になりキャンセルができない状態になってしまう。

店側の事情は知り得ないが、なにか釈然としない気分が残りながらも
ネットだし、こんなものかと、あまり感情を入れずに買い物している。

ファッション関係の支出優先順位が低くなっているこの時代、売っていくことは大変だ。
なので大手であろうと、個人であろうと、色々な手を使って仕掛けることは必要かもしれない。
けれどこれからは、どれだけ売れたかというよりも、実物が見られない分失敗は仕方ないとして
気持ちよく取引できたかどうかは、かなり大きなポイントになってくるんだろうな。

Ayu’sは、試着もできない、返品もご遠慮いただいてる、決して条件のいいお店でないのだから、
せめて、機械相手にお買い物している気分にならないように、個人店の味を出していけたらと思う。



  1. 2018/06/22(金) 21:05:24|
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昭和の残像

予想外にも月光仮面の記事が印象深いという人が結構いるみたい。
望んでいるわけではないが昔から不思議な体験が多い方かもしれない。

特に子供の頃はどうも異界とのチャンネルが合いやすかったように思う。

こんなこともあった。やっぱりあれは小学生の頃、、、、



子供の頃住んでいたマンションの自転車置き場のフェンス裏に、ある家が隣接していた。
そこはやや大きめの木造一軒家で、いつ崩れてもおかしくないほど相当古く、廃墟だった。

やがて家を取り囲むように開発が進み、マンションや三階建てくらいのビルなども建ち並び、
その谷間に、この家だけがいつまでも撤去されず取り残されていて、おかしな雰囲気だった。



青空のある夏の日、出かけるため自転車置き場に行った。
何かを落として、かがんで立ち上がった瞬間、フェンス越しの目の前の光景に目を疑った。

廃墟だったはずのあの家の戸がすべて開いているのだ。

縁側があり、居間があり、そしてそこの家族団欒が丸見えになっていた。

ここって、人が住んでいたの!!!?????


おじいちゃん、お父さん、お母さん、男の子。風鈴の音がしている。
お母さんがお勝手と居間を行ったり来たり。
丸いちゃぶ台を囲み、白いタンクトップ姿でごろ寝姿のお父さんとおじいちゃんが
うちわをあおぎながら声をあげ、白熱しながら高校野球を見ている。


でも、、1970年代というのにテレビ映像はやたら画像の悪い白黒だ。
アンテナ付きの脚のついた旧式のテレビ、アンティークショップに売っていそうな昔の扇風機。
壁にかかるカレンダーの写真の若い女優は今のファッションとまるで違う。

何かがおかしい。

すると男の子がこちらに向かって走ってきた。
マズイ。。家を覗いているのがバレたのかもしれない。どうやって言い訳しよう。

少年は自分の目の前まで来たが、まったく目が合わない。どうやら虫捕りをしているようだ。
いくらフェンス越しでも普通こんなに目の前に人がいたら、、、、、

向こうからはこちらが見えていないと気がつくのに、少し時間がかかった。

それでも目の前の光景は幻とは思えない。全てが昔という以外は普通に時が流れていた。
ただ何か関わってはいけないような、というよりなんだか邪魔をしたくなくて、私はその場を去った。


次の日

自転車置き場裏のフェンス越しに立ち、あの家を見た。

やはり人など住める状態ではなく、いつもの廃墟だった。

でもなぜか、恐ろしさは感じなかった。

あの平凡で穏やかな日常が、
あそこに住んでいた家族の、一番良い思い出のような気がしたから。






  1. 2018/06/15(金) 10:42:37|
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