Ayu's Diary

ハッピーハリケーン

小さい頃から色々と出来ないこと、苦手なことが多かった我が息子。
小学校に入る前は心配がいっぱいだった。

しかし幸いにも、若くて可愛らしいだけでなく優秀な先生が担任になった。
厳しさとやさしさのバランスがよく、何よりon off をはっきりさせてくれる点と、
喜怒哀楽がわかりやすいところは、空気を読みにくい息子にとってありがたかった。
どんな場面でも彼の態度や反応をよく見ていて、特徴を掴み、対応がいつも的確だった。
先生がそんな女神のような存在でいてくれた事に感謝しきれない。

新学年は持ち上がりになるか学年が違ってもどこかで見守って欲しいなーと願っていたが、
先生は来月からおめでたいことに産休に入る。

何年も教職について、子供に対してはプロ中のプロなのに、先日の面談では
「自分が母になるなんて〜信じられないわ〜大丈夫だろうか、、、」
と急に自信なさげに苦笑いする先生が本当にかわいらしかった。

このところ何人かのママ友から時々息子のことを「うちの子がマジ リスペクトしてる」とか
「すごい人気らしいよ」とかちらちら聞くようになって、まあお世辞かなと思っていたけど、
先生によると、まんざらお世辞でもないとのこと。

息子のダンスや発言、文章表現、創作物はかなり変わっている。全部がオリジナルで人とは違う。
「でもそれをなにかアーティスト的存在と感じているようで、彼を白い目で見る子は一人もいないです。
むしろ一目置いてるいたいですよ。」と先生が話してくれた。

それはありがたい!本当に。

先生は毎年担任が変わるけれど、1クラスしかないクラスメートは6年間同じメンバーなのだ。
なんでもこのクラスは、今までに受け持ったことがないほど「キャラ濃い」クラスらしく 
うちのようなちょっと浮いた子でもさほど目立たないくらいのユニーク揃いらしい。

正直、子供内じゃ、うちの子みたいなのはいじめられやすいと決めてかかっていたが、
クラスの子供達は息子の本質的なところも見てくれているようだった。
つまり味方。なんと心強いことか。

どこに行っても、ここに問題これも問題と今までは本人も私も指摘ばかり受けてきた。
友達もいなかった。でも今は親子にとって、初めて肯定的な空気の中にいる。
そりゃ、学校が楽しくてたまらないとなる訳だ。

そこで新しく問題になっているのが楽しすぎて調子に乗りすぎるという点で
引き続き先生との密なやり取りはまだまだ続くのだろう。。

息子はクラスでは苗字と名前から二文字づつとって「ハリケン」と呼ばれていて、
中には「ハリケーン」と呼んでる子もいるようだ。
なにはともあれ、
いつもハッピーの渦でみんなを巻き込んでいる台風みたいな存在でいられたらいいね。
  1. 2018/02/16(金) 16:04:49|
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付き添い

少し前に、息子が漢字検定を受けたいと言い出した。

学問に興味のない私は(え〜〜、、メンドクサイ)
と心の中では思っているものの、やる気をそぐような事は言いたくない。

言われるがままに申し込み、参考書を買い、答え合わせに付き合い、
そして試験当日。

それはそれは青空が美しい日曜日。(こんな良い日に試験だなんてシンジラレナイ)
と思ったが口にはできない。

一つ心配もあった。
学力に問題がないとはいえ、ベースに軽い発達障害があり、
一人で受験という環境に対応できるのかということ。

* 余った時間に動いたりしゃべったりしない
* 余ったスペースに落書きをしない
* 声を出しながら考えない
* 鉛筆で余計な音をださない

とにかく、今〇〇をしたら周囲に迷惑がかかるかも、という想像力はまったく持ち合わせていないので
注意事項を何度も説明する。
ただ人とちょっと違う分、緊張する場面であまりそれを感じないのは幸運かもしれない。

他の親御さんは保護者が退室する時間まで
「落ち着いて!」「がんばってよ」「やればできるから」

などと励ましている。
私が子供ならその言葉で一気に緊張感が増しそうと思ってしまった。

うちが息子に言えることは、
「喋らない」「動かない」「音出さない」

しかし始まってしまったら心配してもしょうがない。夫と会場の大学キャンパス内を気持ちよく散歩する。

そして息子を迎えに行くと開口一番、

「静かにできたよ !」

「お〜それはよくできたね !!」

というわけで、笑顔の帰り道となった。

しばらくして思い出した。
「ところで、試験はできたの?」

と聞くと、「わかんな〜い」
普段から何を聞いても「わかんな〜い」なのだ。
ま、私の中では試験の内容についてはどうでもいい。
自分が受験したわけではないのにこの開放感(笑)


お昼は夫が焼肉ランチに連れて行ってくれた。

息子が「受かったら、また次の受けるから!」
と言うので、ちょっとトホホ、、、となったが

そうだ、漢字検定=焼肉ランチの日にしよう!
そう思うと試験日も悪くない。




  1. 2018/02/09(金) 10:32:14|
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シンプルさ

ブログも数回更新したところで、記事を読み返して見る。

長っ!

でもこれでも削って削ってこの状態。適当に書くと本当に長くなってしょうがない。
ブログでエッセイ?のつもりもなかったのに、方向性も決めないままで発進してしまったようだ。

自分自身が長文を読むのが苦手なので、なるべく短くまとめるのが理想なのに。。。

記事って長く書くほうが、短く書くより意外と楽ということを、すごく感じたのは、
数年前にやらせていただいた福祉関係の役員で広報部にいた時だった。
年に4回の会報誌作りに携わり、ページ数も多く、編集の他に色やレイアウト決め、校正、
チーム作業とはいえ初めての経験で、かなり苦戦した。

記事は外部の方に依頼する部分と役員が担当する部分があり、私も時々寄稿していた。
大抵、どこかの施設見学や紹介、イベントやセミナーの感想が主な記事内容。

スペースの関係で記事を200文字以内に収めるというのが一番大変だったと思う。
書く事ないなと思っていてもいざ書き始めると、すぐにオーバーしてしまう。
どこに行き、何を見て、どう思ったかをリズムよく、読みやすくまとめるのは難しい。

依頼の記事についても、文字制限を大幅にオーバーしたものが必ず送られてくるので、
それを割愛し話をつなげてまとめる作業が毎回必要だった。

だから短く書くってかなりテクニックがいることだと、身をもって感じた。

アクセサリーにおいても、私がしょっちゅう言ってるかもしれないが
装飾がたくさんあるものより、シンプルな作品の方が難しいということと通じると思う。

それなりに装飾があると、手が込んでるように見える割にごまかしがきいたりする。
シンプルなものは素材の質感、色や長さのバランス感が全くごまかせない。

どの分野においても、シンプルに自分の思いを込めたい。
そのためにはまず、自分自身が裏表なく、意識を常に整理して生きることが必要だろうな。

おっと、またまた長くなりそう。
今日はこの辺で、、、






  1. 2018/02/02(金) 07:52:37|
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商品の価値

新しい口紅を買いたいと思った。
急を要してと言う訳ではなかったので、そう思いながら、かれこれ数ヶ月経っていた。

年も変わり、心新たにという意味もこめて、よし今日!となった日。

以前からある程度、品物は決めていて、似た色の二色でずっと迷ってる状態だった。
美容部員さんが、おばあさんの接客で手が空かず、待たされる。
先客が去り声をかけるも、なかなか来ない。

やっと現れた彼女は、若くて小柄で自分に似合うメイクをしていた。
そして無表情で「はい何か?」

ん?? 一瞬の違和感は無視することにし、
この二色のうちどちらにしようか迷っていると伝えた。 

ところが、彼女はなにも返事をせず、乱暴に自分の手にその二色を塗りはじめ、

「こんな感じです」と手を見せる。

そのあとは何も言わない。   なんだ? この沈黙。
まためんどくさいおばさん来たな、、、、って心の声が聞こえてきそうな。

ここからは美容部員の見せ場とばかりに、セールストークが炸裂。そして、
お客が決定というゴールに達するまで、背中をエイッ、も一つエイッと押してくる場面。

そんな想像をしていたので、完全に肩透かしをくらったが、私はさらに続けた。
なんとなく無駄だとわかりながらも。

「塗ったのを見ても、同じような色に見えるのよ。レッド系とローズ系ということにはなってるけど、、、」

すると間髪いれず、やや強めの口調で

「色名にとらわれなくていいんです。自分がどっちがいいと思うかの印象なんです。」


。。。なるほどね。。。彼女の言ってることは正しい思った。

そうなのよ。最終的に決めるのは自分なんだから。私の印象で決めるしかないのよね。

でも。。。なんだかね。


正直どちらがいいかわからないままだったが、
「じゃあ、こっちの色ください」
いきなり優柔不断のおばさんが即決したものだから、少し驚いたように、

「え、、? 試しにどちらも、塗ってみられます?」と聞かれる。
そのセリフ、最初に言うべきだったかもしれない。

実は他店で試し塗りを済ませていて、それでも迷っていたから相談したのだけど、
もうそれを彼女に伝える気が無くなっている。
そして平静に「いいです。こっちでお願いします」と答えた。

戸惑い気味に美容部員はまた聞いた 「ほんとーーに、塗ってみなくて大丈夫ですか?」
「大丈夫です」

最後に包みますか?と聞くので、「いいです」と答えた。
それでも普通に簡易包装かなと思っていたが、目の前に出されたものは
店名ロゴ入りセロテープが直張りされた、そこそこいい値の口紅の箱。


まあ、、いいけどね。きっとエコってことなんだ。と自分に言い聞かせる。

帰宅して、
いつか出掛ける時におろすはずだった口紅はすぐに開封され、さっさと塗ってみることに。
よい商品だと思う。迷った色もいい色だった。欲しいものは確実に手に入った。

でもどうして?  残念な気持ちになってるのは。  満足感がない。
滅多に購入しない口紅が、完全にスーパーで買う日用品、食料品級になってしまっている。


店員からしたら、毎日眺めているただの商品。
けれど、ある人には3年ぶりの化粧品なのかもしれない。ドキドキの初めての購入かもしれない。
化粧品に限らず、生活必需品でないものを手に入れるということは安価なものでも基本的に贅沢なこと。

これを着たら褒められるかな、これを付けたら素敵に見えるかな。あれに合わせたら絶対可愛い♪
これをプレゼントしたらどんなに喜ぶだろう? ちょっと高いけど、頑張って買うぞ ! etc
ちょっとしたものを買うまでにどれほどたくさんのストーリーがあるのかな。



考えてみると、Ayu’sのアクセサリーだって決して生活必需品ではない。

こんなに至らくて、小さなショップではあるが、私も売る側の人でもある。
お客様がそれぞれに、何かを思いながら、感じながら、選んでいただいてるその時間もひっくるめて
満たされたと思っていただけるようにしなければ。

そんな風に感じたある日の出来事。




  1. 2018/01/26(金) 10:48:06|
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早歩きのマダム


お陰様で、既に売り切れになった新作のSilver Moon Necklace。
使われているヴィンテージスワロフスキーについて、
商品説明のページでも少し触れさせていただきました。

このパーツとの出会いが、とても印象深かったので、ここでもう少し詳しく
その時のことを書き残しておこうと思います。

 

          「早歩きのマダム」


数年前、東京のギャラリーで数日間の展示販売をしていた時のこと。
そろそろ店を閉めようかという時、ふらりと一人のマダムが入ってきた。

商品を眺めるするどい眼差しが、ああ、素人ではないな、、と感じさせた。
しばらくして、彼女からおもむろに話しかけてきた。

マダムは昔、海外を拠点にビーズやラインストーンの装飾を施したバッグをオリジナルで作っていたのだそう。
素材に詳しく、その美しかったバッグの話、ものづくりの話、自分の会社の昔話をひとしきりした。

「最近カシミヤといって売られてるもの、カシミヤなんて言えたもんじゃないわよ。
あなた、本物カシミヤの手触りとか光沢とか知ってる?」

とにかく本物とそうでないものについてはかなり厳しい。

結構お歳を召しているにも関わらず、はっきりした口調やフットワークの軽さから
バリバリのキャリアウーマンだったことが想像できる。
特別ハイセンスという訳ではないけれど、上等そうなパンツに足元はスニーカー、
品というよりは、その現役感から「マダム」という呼び方がしっくりくる。

「あなた、興味がありそうだから明日私の持ってる材料持ってきてあげる」
昔、扱っていた材料をまだ一部所有しているのだとか。

そして風のように去っていった。私なんかよりずっと早歩きで。
東京のあちこちを足で歩いて、何やらリサーチしているのだとか (すごい)

そうは言ったものの、こういう場合大抵はもう来ないのがパターンではないか?



ところが予想に反してマダムは次の日、朝一番に現れた。

「あなたなら上手くつかえそうなものを選んできた」

目の前に広げた素材は、たしかに私が興味があるのものばかり。

とくに目を引いたのが、古びたダニエルスワロフスキーの包み。
そっと広げると、美しいオーロラのマーキスが。

「これは特別よ。〇〇(フランスの某有名ブランド)の特別注文で、オートクチュールの為に作らせたものだから
絶対に市販されないの。」
「サイズも特注だから、これに合う空枠も売ってないけど、そんなのなくてもあなたの作品を見て、あなたなら使えると思ったの」

はい、使う使う!  仮に使えなくても欲しいです! すでに頭は仕入れモード。
その他、ジャパンヴィンテージの樹脂パールとか、すかし模様の金属プレートなどなど。
珍しくて、趣味で使う人にはちょっと難しいものばかり。まさに業者向け。

お支払いの時になり  「、、、、値段なんて、、わからないわよ」  
商品を売りに来た感じでなかったので、なんとなくそう言われるような気がしていた。
はっきりと覚えていないが、それ相応のところで計算させて頂くことに。


マダムがどうやってこの特注のスワロフスキーを手に入れたかはわからない。
昔から軽いフットワークと回転する頭でたくさんのコネクションを持っていたのだろう。


「私行くわ。まだ色々見たいのよ。」
何かを探しに?また何か始めるんだろうか。。 今から?(やっぱりすごい)
お茶も飲んで行かないで、また足早に去ってしまった。

譲っていただいた材料を眺めながら、しばらく呆然としてしまう。
こんな風に材料を手に入れたのは初めてかも。
海外をめぐりめぐって、お店を通さず人の手から手に渡ってきたクリスタル。

なんだか不思議でなんだか面白い。
謎だらけのマダムは今どこで、何をしているのだろう。








  1. 2018/01/19(金) 16:30:22|
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